ソウルでまずこたえたのがその気温。マイナス15度。。
韓国の寒さは想像以上です。
住まいの直ぐ裏手の路地裏に食堂が建ち並ぶエリアがあります。
ここは雰囲気があってすごくいい。雪が積もっているので風情も。
その中にお気に入りの小さな食堂ができました。
出会いは来日初日の元旦。このエリアで開いているお店がなく
唯一営業してたのがここ。凍てつく寒さの中、飛び込んだのが最初でした。
迎えてくれたのは、いかにも気の易しそうなおじさん。鼻が真っ赤なのが印象的。
ストーブを席に向け、すぐに熱々のお湯を運んできてくれる。
このお湯が本当にうれしかった。
落ち着いた所で、つまはスンドゥブ、私はなんとカレーライスがあると言う事で
カレー、さらにマンドゥ。お酒大好きな我々、ここはマッコリを注文。
おじさんが早速、キムチを持ってきてくれる。このキムチが絶品!よく水切りされた
パリッとした白菜にニャンニョムを揉み込んだ「浅漬けキムチ」のような感覚。
シャキシャキパリッパリッとしてうまい、うまい。始めての食感。
持ってきてくれたおじさんの手は冷たい水を使ったのか、赤くなっている。
このキムチを食べて一気に心も暖まる。マッコリとの相性もバツグンです。
つまは、備え付けの切り干し大根のキムチが気に入ったようで
これまたコリコリしてうまい。マンドゥ、スンドゥブ、次々と運ばれてくる。
どれもすごいボリュームです。そしてカレーライスの登場。むむ黄色い!
韓国のカレーは懐かしい黄色いカレーだったとは。
どこか懐かしいマイルドな味。また食べたくなる味。
小さな食堂で、お腹も心も暖まる。しかもお財布にも暖かい。。
これからもちょくちょく通ってしまいそうです。