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2013/01/31

再会はカクテルマッコリで




今夜、日本から妻の友だちが遊びに来てくれます。

待ち合わせの場所は、弘大(ホンデ)のマッコリバー。

韓国の伝統酒マッコリ、最近は韓国でも人気のようで

若者向けに色々と趣向もこらしているようです。

2階へと上がり、店内はおしゃれなカフェのよう。

インテリアの色合いが面白いですね。赤、黒、黄、緑色

バランスよくまとめてあります。センスがいいなぁ。

しばらくして、みなさんが到着しました。

韓国へ来てはじめての日本からのお客さん。とてもうれしい。

しかもあたたかい差し入れまで。感謝感激です。

みなさん揃った所で、早速マッコリをオーダー。

色々な果物などをマッコリと合わせるカクテルマッコリ。

面白い趣向ですね。これは女性がよろこぶ。

キウイ、桃、栗、ザクロ、蜂蜜、他にも色々あるようなぁ。。

 続々とカラフルなマッコリ達がデキャンタで勢揃い。

マッコリの鮮度がいいですね。キウイはしっかり酸味がありキウイ。

栗もホント栗。相性バツグン。色々あるってなんだか楽しい。

久しぶりに大勢で日本語での会話。韓国が大好きな皆さんと

韓国ドラマ、K-POP。。。もう韓国の話題が止まりません。

マッコリも止まりません。もう何を飲んだかなぁ。。?


あっという間の楽しいひと時となりました。

素敵な出会い、そして韓国でまた再会しましょう。

いただいた差し入れ

恋しかった日本酒は熱燗に。かつおぶしはほかほかご飯に。

心も暖まります。本当にありがとうございました。



2013/01/26

夢を叶える道!?




ソウルからバスにゆられて3時間半。

粉雪が舞う曇り空の中、江原道の洛山寺にやってきました。

海岸沿いの山に広がる寺院で、松の木、海風の音、

そして冬の静寂に響き渡る鐘の音に心も落ちつきます。

そばに海水浴場があるので、夏はかなり賑わっている様子。

冬に訪れてよかった。

この寺院の中に「夢を叶える道」があります。

土の道に石の階段がゆっくりと丘へ向かって続き

丘の上には、大きな観音像がのぞいています。

この道には一切雪がありません。きれいにされている。

歩きはじめたその時、雲が切れ日の光が差してきました。

粉雪が海風に舞い、その光に反射してキラキラ流れていきます。

夢が叶えるのか。。これは本当か? と思わせる

不思議で凛とした光景。

道を抜け丘の上に立ち、眼下に広がる冬の海を眺める頃には

もう雲が広がってくる。

いつかまた歩いてみたい道。そしてこの光景の中を。

でもやっぱり季節は冬がいい。

2013/01/21

煉炭で焼き鳥はひとり二本まで!




近所で唯一行列ができる焼き鳥のお店。

開店直後をめざしお店に向かいます。おっよかったまだ行列はない。

お店の外では、焼き手の方が煉炭をおこしています。寒い中ご苦労様です。

韓国の焼き鳥は煉炭で焼くんですね。興味津々、はたしてどんな味なのか。

店内はカップルを中心にもう結構な入り。さすがに人気店だな。

さっそく焼き鳥をっと!? なんと単品では頼む事ができないそうで、

タットリタン(辛い鳥鍋)を注文するとセットで焼き鳥が付くシステム。

そういえば回りも鍋をつっついてますね。確かにおいしそうだ。

しばらくしてタットリタンがやってきます。グツグツっ見るからに辛そう。

エゴマの香りがいい。辛い!! 本当に辛い。。だけどダシがいいので後を引く。

主役の鳥は本当に上質で、柔らかくジューシー。煮込んでもまったく固くならない。

これは焼き鳥も楽しみだ。

ついに煉炭で焼き上げた焼き鳥の登場です。でっでかい!迫力あります。

日本の焼き鳥よりひと回り大きい。しかも一串に様々な部位が挟んであります。

香ばしい香りとタレも軽く付けられているので、鳥の味がしっかり楽しめそう。

豪快にかぶりつきます。これはウマイに決まってます。柔らかくジューシーで

とても香ばしい。これは追加注文だな。すみません追加で4本お願いします!

えっ!? ひとり二本まで!が決まりのようです。なんだか残念。

でも、アジュマが一本おまけしてくれました。なんだかうれしい。

煉炭で焼く焼き鳥は、どこか素朴でホッとする味。ごちそうさまでした。

店を出るとやはり焼き手の方が焼いています。煉炭の火はあたたかく燃えている。

しかし二本までとは後を引く。。また来たくなります。

2013/01/19

韓国もいい湯だな




住まいのビルの地下に汗蒸幕(サウナ)があります。

ソウルの寒いこの時期、ホント助かります。東京でも街の銭湯をこよなく愛した私。

この日もマイナス10度。ひさしぶりに汗を流して湯船につかりたい!

韓国のお湯事情はどんなものか。行ってみました。

広々として清潔感のある店内。日本にもアピール度高いようです。

暖簾がかかっています。男、女。。左手には汗蒸幕がうれしい2種類も。

ここは男女共有スペースで、脱衣所で着替えたあと合流できるようになっています。

つまはアカスリをするようで、適当に汗蒸幕で合流することに。

男の脱衣所。清潔ですね。ドライヤーもあります。

浴室に入ると、浴槽の奥にアカスリ中の先客が。

広くはないですが、程よい浴槽が2つあり温度がそれぞれ40度と37度と表示。

薬湯でしょうか。右側にはスチームサウナがあります。これも気になる。

立ちシャワーで体を流し湯船につかります。おおっお湯が柔らかい。いい湯だ。

奥ではアカスリ中のお客が相変わらず気持ち良さそう。

しかし担当している中年の男、動きにまったく無駄がない。

なめらかな動作、見事な手さばきだ。どこか自信もうかがえる。

大分からだも暖まったので、汗だしに着替えて汗蒸幕へ向かいます。

暖簾をくぐりまずは塩汗蒸幕へ。小さな木戸をくぐると室内は壁中が岩塩になってます。


しばらくして、つまが合流。その頃には全身汗だくです。

温度も程よく、横になりじっくり汗を出して行きます。いいですね。

続いて黄土汗蒸幕。こっちは壁が土でできてます。体の奥まで熱がくる感じです。

んっつまは寝てますね。気持ち良さそう。よかった。よかった。

はじめての韓国サウナ。お湯もよかったしサウナも質が高く、寒い国には欠かせない。

次回は韓国のいわゆる「銭湯」に行ってみたい。

富士山が懐かしいなぁ。そんな思いが強くなってしまいました。

2013/01/17

メインがザーサイに




南大門市場でいつものコチュジャンを購入し、さあランチでもしよう。

市場からすぐそばにある世界的にも有名な小龍包のお店へ向かいます。

ソウルにもあるんですね。

以前、台北で訪れた事があったので久しぶりにあの小龍包と再会できる。

外観はすごく目立ちます。かなりの規模がありそう。。早速店に入ります。

広々としてシックで高級感のある店内、ランチ時は過ぎていますがほぼ満席。

ガラス張りの大きな厨房では、せっせと小龍包を手作りしています。

席に通され、メニューを手にするとソウルでも人気No1レストランと表記が。

期待が高まります。迷わず小龍包をオーダー。

まずは、小皿に盛られたザーサイと小龍包のタレにショウガがやってきます。

このザーサイがとてもウマイ。5ミリ角でカットされたザーサイの食感と

ピリからのタレの相性が絶妙。つまの箸もススムススム。

小龍包がやってきました。ショウガと合わせて一気に口へ放り込みます。


アツアツの肉汁が口一杯に溢れます。グワァァ熱いー。ウマイー。

続いて海老シューマイ。頭のてっぺんに海老が乗ってます。パクッ

海老の甘味と肉汁がとってもいい。これもウマイー。

そんな中、ペースが落ちないのがザーサイ。

小皿が空くと店員さんがマメに盛りにきてくれます。

これと赤ワインが抜群に合いますね。止まりません。

その後、スーラータン〜チャーハンとオーダー。薄味の味付けであっさり。

メニューは豊富ですが、店内では揚げ物をオーダーしている客が多いです。

韓国人は揚げ物が好きなのか。。? そしてよく食べます。ほんと

韓国へきて久しぶりの中華料理。気がつけばザーサイがメインになるほど

ザーサイばかり食べてしまった。。アテには最高です。

今度は、もっと小龍包を味わいたい。。

2013/01/16

弘大ジャズクラブでスウィングな夜




若者文化が集まる弘大(ホンデ)。街はおしゃれなお店やバーが並びます。

ライブハウスも多く集まっているようで夜は楽しめそう。

日曜の夜、韓国のジャズクラブはどんな感じなのか。。向かいます。

木調にまとめられた落ち着いた店内。広すぎず狭すぎず程よい空間です。

ステージと一体感があり、公演に向けミュージシャンが音合わせ中。

席に通され、夕食をすませてなかったので何か入れる事にしました。

とっとんかつ? 韓国にもあるんですね〜 と ビールをオーダー。

ビールがやってきました。小ビンの栓の部分に紙ナプキンが巻かれています。

あれっ栓抜きがないな。。店員さんにたずねる。えっ回す?? 

栓の形をしてるが回すと開いた スクリュータイプだったか

先入観でついつい。。つまと関心してましたが、無知なふたり。。

とんかつもやってきました。サクサク感はないが肉がジュージーでいけます。

そうこうしている間に、お客がゾロゾロ入店してきました。スタート前には満席に。

気分も高まり、いよいよスタート。

今夜は若いジャズバンドでした。バンド名がよく分かりませんでしたが。。

リーダーの紅一点、女性ピアノを中心に若い男性メンバーで構成。雰囲気もいいですね。

んっ 男性メンバーは全員、黒ブチめがね?? 衣装として合わせているのか

そういえば、店内の客にもめがね人口が多い気がします。韓国事情なのか??

演奏の方は、すべてオリジナルナンバーで構成されているのがうれしい。

尻上がりにミュージシャンの息も合ってきて、後半はすっかりスウィング状態に。

ギターソロが魅せます。うまい!リーダーを中心によくまとまっています。

長身のトランペッターはなぜか片手をブラブラさせてリズムをとっていますね。

途中、ベースが息切れのようで笑いもおき、とってもいい余韻でフィニッシュ!

はじめての韓国ジャズクラブ、気軽に質のよい音を楽しめますね。

音楽はやっぱりどこで聞いてもミュージシャンの熱意が伝わってきていい物です。

2013/01/15

小さな食堂で心も暖まる




ソウルでまずこたえたのがその気温。マイナス15度。。

韓国の寒さは想像以上です。

住まいの直ぐ裏手の路地裏に食堂が建ち並ぶエリアがあります

ここは雰囲気があってすごくいい。雪が積もっているので風情も。

その中にお気に入りの小さな食堂ができました

出会いは来日初日の元旦。このエリアで開いているお店がなく

唯一営業してたのがここ。凍てつく寒さの中、飛び込んだのが最初でした。

迎えてくれたのは、いかにも気の易しそうなおじさん。鼻が真っ赤なのが印象的。

ストーブを席に向け、すぐに熱々のお湯を運んできてくれる。

このお湯が本当にうれしかった。

落ち着いた所で、つまはスンドゥブ、私はなんとカレーライスがあると言う事で

カレー、さらにマンドゥ。お酒大好きな我々、ここはマッコリを注文。

おじさんが早速、キムチを持ってきてくれる。このキムチが絶品!よく水切りされた

パリッとした白菜にニャンニョムを揉み込んだ「浅漬けキムチ」のような感覚。

シャキシャキパリッパリッとしてうまい、うまい。始めての食感。

持ってきてくれたおじさんの手は冷たい水を使ったのか、赤くなっている。

このキムチを食べて一気に心も暖まる。マッコリとの相性もバツグンです。

つまは、備え付けの切り干し大根のキムチが気に入ったようで

これまたコリコリしてうまい。マンドゥ、スンドゥブ、次々と運ばれてくる。

どれもすごいボリュームです。そしてカレーライスの登場。むむ黄色い!

韓国のカレーは懐かしい黄色いカレーだったとは。

どこか懐かしいマイルドな味。また食べたくなる味。

小さな食堂で、お腹も心も暖まる。しかもお財布にも暖かい。。

これからもちょくちょく通ってしまいそうです。