ソウルの食堂を食べ歩いて、
ほぼ１年が経ちました。
勝手ですがここで一度、
「私好みのうまい店」を
ご紹介したいと思います。
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乙密台（ウルミルデ）
冷麺が苦手だった私を
冷麺好きに変えた「水冷麺」。
夏場の週末は大行列ですが、
平日はすんなり入れます。
平壌式の冷麺で、
蕎麦たっぷりのシコシコ麺に、
酸味が少なくコクがありながら
あっさりとしたスープ。
この絶妙なバランスは、
ここでしか味わえない。
麺はハサミで切らずに、
豪快にすすって食べれば冷麺通。
最初は、緑豆チヂミと焼酎で。
水冷麺で締めれば至福です。
最寄り駅：地下鉄6号線 大興
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ハノッチッ
熟成キムチと豚肉を煮込んだ
「キムチチム」の元祖のお店。
キムチはカブを割った状態で、
トロトロの豚肉と出て来ます。
豚肉をほぐしキムチで巻いて
食べると、もうたまりません。
熟成によって生まれた
極上にまろやかなキムチ。
豚肉との相性はもちろん、
これが韓国料理の真髄のような
味わいです。一緒に出てくる
海苔でさらに包んでも美味しい。
焼酎でチビチビやるのも粋です。
最寄り駅：地下鉄5号線 西大門
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カンチョンサンパッ
ソウル北部、北漢山の麓、
平倉洞にあるお店です。
名物の「野菜包みごはん」。
季節によって変わる数十種類の
葉野菜に、さつまいもや黒豆、
銀杏などと一緒に釜で炊かれた
ホカホカご飯を包んで食べます。
ポイントは、自家製の味噌を
一緒に少し付けて。この味噌がいい。
葉に、炊きたてごはんを包んで
食べるのは新鮮で、驚きました。
とても優しい味わいです。
マッコリと山の麓で、ゆっくり
味わえるのもこのお店ならでは。
最寄り駅：地下鉄3号線 景福宮よりバス
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ホスチッ
ソウル駅に程近く、地元の人でいつも
賑わっている隠れた名店ホスチッ。
店頭のお兄さんが、練炭で焼き上げる
香ばしい焼き鳥が絶品です。
焼鳥は、単品では注文ができず、
タットリタンとセット注文となります。
しかも一人２本までと決まりが。
日本の焼鳥とは違い、大振りで色々な
部位が骨付きで串に差してあります。
エゴマの葉がアクセントの、
タットリタンと合わせて堪能できます。
焼酎がススムススム。
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松竹荘
創業60年以上の中華料理の老舗です。
韓国の色々な所で、チャジャン麺を
食べてきましたが、ここの名物料理、
「青唐辛子チャジャン麺」は一番。
２人前以上から注文が可能ですが、
青唐辛子は、辛い物でなく旨味のある
野菜だとよく分かるメニューです。
見た目よりあっさりとした味わいは、
この青唐辛子のおかげでしょう。
揚げ餃子と合わせて、
ビールがぴったりなのは当然です。
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ソウルの食堂を食べ歩いて、
ほぼ１年が経ちました。
勝手ですがここで一度、
「つま好みのうまい店」を
ご紹介したいと思います。
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晋州会館（チンジュフェグァン）
潔く具は何もありません。
真っ白な濃厚豆乳スープに
豆粉やピーナッツを練り込んだ
コシの強い太麺が入っているだけ。
他のお店では氷が入っていますが、
ここは氷がなく器が冷えています。
豆乳好きにはたまらない一杯で、
スープと麺のバランスが絶妙。
付け合わせのキムチを一緒に
食べるとまた味わい豊かです。
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チョンラドチッ
上質な純国産の韓牛（ハヌ）が、
お手頃に食せる馬場洞焼肉横丁の
入り口そばにあるお店です。
つまが韓牛の旨さに目覚めたお店で、
鮮度のよい赤身のお肉を
たっぷり味わう事ができます。
日替わりで出てくるレバ刺や
韓牛の刺身も絶品です。
庶民的な雰囲気の中で、
味わえるのもまた魅力的です。
最寄り駅：地下鉄5号線 馬場洞
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チャンオランクイラン
日本ではあまり見かけない、
焼肉感覚で捌いたウナギを炭火で
白焼きにしてくれるお店です。
生姜の千切りと特製ダレにつけて
いただきます。とっても香ばしく、
ふわふわの食感がたまりません。
ここでは他にも、穴子の刺身や
初夏にハモの刺身も出してくれます。
ウナギ好きにオススメのお店。
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里門（イムン）
100年以上の歴史を持つ、
ソルロンタン元祖のお店です。
ソルロンタン特有の牛の臭みがなく、
濃厚なのにあっさりとした味わい。
お好みで、塩、胡椒、長ネギを
加えられ自分に合った味に調節可能。
弘大で釣り好きの店主が営むお店です。
センテグタン（生タラ鍋）の美味しい
お店で、タラが旬の12月〜3月には
店主自ら釣ったタラを出すそうです。
大振りでプリプリのタラ身と、
丁寧にとられたスープにたっぷり野菜。
食べるタイミングは、店主に要確認。
隠れた人気メニュー「アルマリ」
（魚卵の卵焼き）も美味しいです。
こだわりの豪快な鍋料理に
心も体も「タラフク」になれます。
ソウルの市内中心から
少し外れにある馬場洞。
韓国中のお肉が集まり
卸売されているエリアで、
まさにソウルお肉の台所。
卸売市場入口のすぐ脇には、
馬場洞焼肉横丁と呼ばれる
200mほどの小径があります。
純国産の韓牛（ハヌ）を、
市内中心で食すと中々のお値段。
この横丁は卸売市場にある為、
お手頃に上質の韓牛と希少部位が
味わえる事で、知る人ぞ知る
穴場スポットとなっています。
時が止まっているかのような
佇まいのアーケードをくぐると、
細い道に韓国の地方都市が
名付けられた小さな焼肉店が
ズラリと軒を連ねています。
店頭では練炭に火がおこされ、
なんとも趣があります。
横丁で人気のお店といえば、
テグチッやホナムチッですが、
さほどお店に差がない印象なので
入口すぐにあるチョンラドチッに
毎度入ってしまいます。
私達は、脂の乗った部位より
赤身が好みなので、適当に
赤身の盛り合わせをお任せで。
無駄なおかずはなく、まずは
赤身のお刺身が出てきます。
きれいな紅色、ごま油を少し
つけていただきます。
鮮度の良さが舌に伝わり、
肉の旨味が直に味わえます。
うーん美味い！続いて、
カットされた綺麗な赤身が。
トゥンシム（ロース）、
アンチャンサル（ハラミ）他。
つまが、手際よく練炭が入った
鉄板に焼いて行きます。
もう焼けてくる匂いと煙が、
美味しさを実感させてくれる。
焼き上がりは、まず何もつけず
そのままいただきます。
この肉肉しさ。たまらない。
柔らかく肉の旨味がそのまま。
気がつけば、回りからも煙が
上がりなんともいい雰囲気。
もうソウルで韓牛なら、
馬場洞窟焼肉横町で決まり！
ですね。うわぁ食べ過ぎた。。
