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2013/12/30

ソウルで引越し オフィス街から若者の街へ




ソウル駅に程近いオフィス街

忠正路に暮らして丸1年。

来年は、また違う視点から

ソウルを感じる為、お引越し。

物件が動く12月の半ば。

以前から目をつけていた

最近人気の街、上水(サンス)。

母なる河、漢江沿いに位置し、

お隣は学生街 弘大(ホンデ)。

路地裏には、小洒落たお店が

ならび若者で賑わっています。

狙うは、オフィステル物件。

オフィス+ホテルの意味で、

事務所としても住居としても

使える便利なタイプです。

特徴は、立地に優れ、冷蔵庫や

洗濯機などが完備されています。

身軽に動く私達にはぴったり。

運良く、空き物件があり即決し

年内に入居する事になりました。

引越し当日に向け、荷造り開始。

整理整頓は得意な方なので、

ていねいに梱包して行きます。

当日は、トラック1台を手配。

人手は1人にして、積み降ろし

を私が手伝う形で行います。

引越し当日。現れたのは、

全身グレーに身を包んだ、

ネズミ男風のおじさん。

驚かれたのは、荷物の少なさ

と梱包が終っていた事。

韓国の人達は、当日から

梱包を始める為、予想以上に

荷物が増える事があるそうです。

おじさんのスピードが凄い。。

ベッドをばらしたかと思えば、

テキパキ運び出して行きます。

ついて行くのに私も必死。。

つまは、お気に入りのグラスを

大事そうにかかえています。

あっという間に、積み込みが

終わり上水へ向かうのでした。

ソウルで、はじめての引越しが

無事に終わり、ほっ。

日本で、引越しと言えば蕎麦。

韓国では、チャジャンミョン!

だそうです。では、頂きます。

2013/12/20

搭乗ゲートに急げ!遅刻で金浦空港を大激走の巻




ソウル18:10発の

国内線で済州島へ向かう為、

金浦空港をめざす3人。

つま私、そしてSさん。

時刻 16:30

明洞の世宗ホテル前、

空港リムジンバスのりば着。

少し前にバスが出た直後で

次は20分後、しまった。。

通常、空港まで40分位。

帰宅ラッシュも始まる時間、

3人に不安がよぎる。

時刻 16:55

タクシーという選択肢が出るが、

もう少し待って決断する事に。

時刻 17:05

バスがやっと到着。

スーツケースを預け出発します。

混雑するソウル駅付近の渋滞も

バス専用道路で回避。ホッ。

時刻 17:40

金浦空港付近で、うわぁ渋滞だ。

20分前の17:50に搭乗締切。

つまが、航空会社に連絡します。

「時間を過ぎると乗れません

後は係に相談してください」

険しいつま「乗れないかも」。。

時刻 18:00

金浦空港の国内線に到着。

つまが先行して、チェックイン

カウンターへ走ります。

私とSさんは、預けたスーツ

ケースを受取り追う展開。

カウンターのある2階へ。

うーん、このエスカレーター

またノロノロで遅い。。汗。

時刻 18:05

LCCの為、カウンターも一番奥。

猛ダッシュで向かい、つまと合流。

すでにつまは、優先的に交渉と

チェックインを済ませており

スーツケースはゲートで渡す事に。

さぁ搭乗ゲートに急げ!

パスポートと荷物検査を受け、

目指す10番ゲートは運良く手前。

スーツケースを引きずるSさん、

息が上がる私、3人必死に走る。

時刻 18:10

ゲート到着。大急ぎで搭乗します。

間に合った。。乗れた。。

Sさん「最後まで諦めなくて良かった」

出発が少し遅れてしまい、ご搭乗

されていた方々には、ご迷惑を。

大変申し訳ありませんでした。

そして3人は、済州へ向かうのでした。

つま「空港へは余裕を持って」

2013/12/17

旅のプロも納得!ソウルB級グルメ王者「チュクミ」




旅行会社に勤める つま。

お友達も日頃から世界を飛び回る、

まさに旅のプロ達ばかり。

すっかり冬モードのソウルに、

揃って遊びに来てくれました。

旅の楽しみは何と言っても「食」。

納得してもらう為にも、ここは

私達の太鼓判のお店へご案内します。

ソウル駅から地下鉄で祭基洞駅へ。

歩道を行くとイイダコの銅像が。

ここは龍頭洞チュクミ通りと呼ばれ、

チュクミ(イイダコ炒め)専門店が

軒を連ねています。

今回はその中で、元祖として名高く

絶大な人気を誇るお店へご案内。

素朴な店内、こじんまり感がいい。

「早い!」すでに机には平鍋があり、

席に着くなり、唐辛子味噌などで

漬け込まれたイイダコが投入。

メニューはチュクミ一品のみ、

人数分が投入されます。

そして店員さんの焼きが慎重。

火を通しすぎるとせっかくの

プリプリ感がなくなります。

「辛い!」そのまま食べると、

最初は甘味で後から強烈な辛味。

ポイントは、一緒に付いてくる

エゴマの葉。包んで食べると、

辛味が柔らぎ旨味が引き立ちます。

「旨い!」とにかく後を引きます。

このプリプリのタコと甘辛さ。

体は熱くなり発汗。ビール、焼酎、

マッコリとの相性も良く進む進む。

しめの、炒めご飯も外せません。

日本ではなかなか食べられない

チュクミに旅のプロ達も納得!

良かった、ホッとしました。

寒い日は、大勢で辛い物を

つっつく。韓国らしくて

とっても暖まりますね。

さて次回はどこへ案内しよう。

旨いお店を探さなくては。。

2013/11/26

今夜も「チメッ!」みんな大好き韓国チキン&ビール




11月も末となり、早くも

ソウルクリスマスムード。

街路樹にはイルミネーション

市場では多彩なグッズが

店頭を賑やかにしています。

私の日本でのクリスマス言えば、

ケンタッキーフライドチキン。

あの大きな箱にどっさりチキン、

子供の時に受けた感動が

残っているからでしょうか、

チキンを食べるのはクリスマス。

ところが、韓国へ来てから

この感覚がガラッと変わります。

街に溢れるフライドチキン専門店、

そしてペダル(出前)が走る。

チキンを食べる機会が日常茶飯事。

日本で呑みのシメは、ラーメン。

韓国は、チキンとビール(メッチュ)

略して「チメッ」が人気です。

焼酎でスタートするケースが多い為、

確かにさっぱりビールが欲しくなり

相性の良いチキンという事なのか?

とにかく韓国の人達はチキン大好き。

そして当然、私もその魅力にハマる。

一羽丸ごとカラッと焼かれた

ジューシーなチキンを口にほおばり、

冷えたビールをグイッと。

相性抜群だから旨いはずです。

特に女性が好む印象があり、

そのバリエーションも多彩。

シンプルにローストだけの物、

ネギがたっぷりかかった物や

ニンニク、薬味ソースなど

選択の幅が広いのも魅力です。

興味深いのが、男はガブッ、

女性はフォークを2本使って

器用にさいて食べる風景。

うわっこれを書いていると、

食べたくなって来た。。

困った。今夜もチメッか?

2013/11/23

ソウルの母なる漢江 冬空に優しく夕陽が沈む




初雪の後、冬空のソウル。

空気も張りつめ澄んできました。

大都会ソウルのど真ん中を

二分するように流れる河、

漢江(ハンガン)。

全長約500キロ、幅は広い所で

800mにも及ぶ大河です。

河沿いには自然も息づき

歴史的にもソウルで暮らす人々

安らぎを与えてきた母なる河。

私は今まで河のそばで暮らす

経験がなかった事もあり、

歩いてこんなに大きく広大な河に

出られる事に感銘を受けました。

ソウルの季節の移り変わりを

感じられる一番の場所でも。

漢江と言えば、遊覧船や花火、

情緒的な夕陽が人気です。

その漢江にかかる西江大橋は

ドラマの撮影でも使われ

人気のロケーション。

冬空の張りつめた空気に

この橋から眺める夕陽が

私とつまは気に入っています。

河沿いには帰宅ラッシュの車道、

橋の1つ前には地下鉄2号線が

地上に出てゆっくりと走り、

国会議事堂も顔を出しています。

橋の下には、渡り鳥も飛来する

栗島の木々達が風にそよぐ。

みんな、沈んで行く夕陽の光に

優しく包まれて行きます。

全て、母なる漢江が生み出す光景。

また明日が来る。私にとって、

元気がもらえる特別な河です。

2013/11/19

ソウルに初雪!恐怖の冬将軍が大陸から渡来




11月18日、午後2時頃。

それは突然でした。

ソウルの南山を散歩中、

急に辺りが灰色の雲に覆われ、

南山を一気に飲み込んでしまう。

そして、チラチラ雪が落ちて

来たかと思った次の瞬間

ビューっうわぁー吹雪だ

しばらく視界も真っ白に。

一瞬の出来事で、すぐに

雲が去り日が差してくる。

冬将軍がやって来たんだ。。

これは挨拶代わりに違いない。

今年1月からソウルで暮らし、

その寒さに随分悩まされてきた。

連日のマイナス15度。。

寒さが痛い。そして厄介なのが

カラッカラッに乾燥した空気。

喉から風邪を引いてばかり。

どうやら陸続きの韓国には

シベリアなど大陸奥地の寒気が

ダイレクトに入ってくる為、

厳しい寒さになるそうです。

冬将軍の渡来で、今後ソウルも

気温が徐々に下がって行く模様。

オンドル(床暖房)に加湿器、

そして温かい鍋料理などなど、

冬将軍がシベリアに帰る

春まで、頼りにしてますよー。

2013/11/18

五味五色を混ぜる 全州ビビンバは味わい豊か




日本料理の基本「五味五色」。

韓国料理にも同じく、

辛、甘、酸、鹹、苦

青、赤、黄、白、黒

息づいています。

多彩な韓国料理の中で、

この五味五色が一度に

しかも一皿で味わえるのが

お馴染みのビビンバです。

その発祥地とされている

韓国の食の都、全州。

ビビンバ好きとしては、

一度は訪れたかった地です

向かったのは、

趣のある伝統家屋が広がる

全州韓屋村の外れにある

全州ビビンバの老舗店。

郷土伝統店に指定されており、

今日もその伝統の味を求め

多くの人々で賑わっています。

つまは、伝統ユッケビビンバ、

私はシンプルに全州ビビンバを。

多彩なパンチャン(おかず並び、

主役のビビンバが登場。

程よく温められた真鍮の器に、

菜やキュウリの青、にんじんの赤、

寒天と卵の黄、大根やもやしの白、

椎茸やゼンマイ、海苔の黒。

特徴的なのが、ご飯がすでに赤く

味付けされています。

店員さん「お箸で混ぜてください

なるほど。白飯から混ぜ出すと

スプーンで具材もぐちゃぐちゃに。

和える感覚で混ぜる事ができる為、

具材が壊れるの防いでくれます

これは楽しいし美味しい、

吟味された具材が、混ざる事で

複合的な味が生まれています。

全州ビビンバ。期待の高さから、

少々のお値段、石焼きでない等、

がっかりする方も多いようです。

が、つまと私には期待以上。

本当に豊かなこの味わい

やはり本場はひと味違います


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