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2013/11/26

今夜も「チメッ!」みんな大好き韓国チキン&ビール




11月も末となり、早くも

ソウルクリスマスムード。

街路樹にはイルミネーション

市場では多彩なグッズが

店頭を賑やかにしています。

私の日本でのクリスマス言えば、

ケンタッキーフライドチキン。

あの大きな箱にどっさりチキン、

子供の時に受けた感動が

残っているからでしょうか、

チキンを食べるのはクリスマス。

ところが、韓国へ来てから

この感覚がガラッと変わります。

街に溢れるフライドチキン専門店、

そしてペダル(出前)が走る。

チキンを食べる機会が日常茶飯事。

日本で呑みのシメは、ラーメン。

韓国は、チキンとビール(メッチュ)

略して「チメッ」が人気です。

焼酎でスタートするケースが多い為、

確かにさっぱりビールが欲しくなり

相性の良いチキンという事なのか?

とにかく韓国の人達はチキン大好き。

そして当然、私もその魅力にハマる。

一羽丸ごとカラッと焼かれた

ジューシーなチキンを口にほおばり、

冷えたビールをグイッと。

相性抜群だから旨いはずです。

特に女性が好む印象があり、

そのバリエーションも多彩。

シンプルにローストだけの物、

ネギがたっぷりかかった物や

ニンニク、薬味ソースなど

選択の幅が広いのも魅力です。

興味深いのが、男はガブッ、

女性はフォークを2本使って

器用にさいて食べる風景。

うわっこれを書いていると、

食べたくなって来た。。

困った。今夜もチメッか?

2013/11/23

ソウルの母なる漢江 冬空に優しく夕陽が沈む




初雪の後、冬空のソウル。

空気も張りつめ澄んできました。

大都会ソウルのど真ん中を

二分するように流れる河、

漢江(ハンガン)。

全長約500キロ、幅は広い所で

800mにも及ぶ大河です。

河沿いには自然も息づき

歴史的にもソウルで暮らす人々

安らぎを与えてきた母なる河。

私は今まで河のそばで暮らす

経験がなかった事もあり、

歩いてこんなに大きく広大な河に

出られる事に感銘を受けました。

ソウルの季節の移り変わりを

感じられる一番の場所でも。

漢江と言えば、遊覧船や花火、

情緒的な夕陽が人気です。

その漢江にかかる西江大橋は

ドラマの撮影でも使われ

人気のロケーション。

冬空の張りつめた空気に

この橋から眺める夕陽が

私とつまは気に入っています。

河沿いには帰宅ラッシュの車道、

橋の1つ前には地下鉄2号線が

地上に出てゆっくりと走り、

国会議事堂も顔を出しています。

橋の下には、渡り鳥も飛来する

栗島の木々達が風にそよぐ。

みんな、沈んで行く夕陽の光に

優しく包まれて行きます。

全て、母なる漢江が生み出す光景。

また明日が来る。私にとって、

元気がもらえる特別な河です。

2013/11/19

ソウルに初雪!恐怖の冬将軍が大陸から渡来




11月18日、午後2時頃。

それは突然でした。

ソウルの南山を散歩中、

急に辺りが灰色の雲に覆われ、

南山を一気に飲み込んでしまう。

そして、チラチラ雪が落ちて

来たかと思った次の瞬間

ビューっうわぁー吹雪だ

しばらく視界も真っ白に。

一瞬の出来事で、すぐに

雲が去り日が差してくる。

冬将軍がやって来たんだ。。

これは挨拶代わりに違いない。

今年1月からソウルで暮らし、

その寒さに随分悩まされてきた。

連日のマイナス15度。。

寒さが痛い。そして厄介なのが

カラッカラッに乾燥した空気。

喉から風邪を引いてばかり。

どうやら陸続きの韓国には

シベリアなど大陸奥地の寒気が

ダイレクトに入ってくる為、

厳しい寒さになるそうです。

冬将軍の渡来で、今後ソウルも

気温が徐々に下がって行く模様。

オンドル(床暖房)に加湿器、

そして温かい鍋料理などなど、

冬将軍がシベリアに帰る

春まで、頼りにしてますよー。

2013/11/18

五味五色を混ぜる 全州ビビンバは味わい豊か




日本料理の基本「五味五色」。

韓国料理にも同じく、

辛、甘、酸、鹹、苦

青、赤、黄、白、黒

息づいています。

多彩な韓国料理の中で、

この五味五色が一度に

しかも一皿で味わえるのが

お馴染みのビビンバです。

その発祥地とされている

韓国の食の都、全州。

ビビンバ好きとしては、

一度は訪れたかった地です

向かったのは、

趣のある伝統家屋が広がる

全州韓屋村の外れにある

全州ビビンバの老舗店。

郷土伝統店に指定されており、

今日もその伝統の味を求め

多くの人々で賑わっています。

つまは、伝統ユッケビビンバ、

私はシンプルに全州ビビンバを。

多彩なパンチャン(おかず並び、

主役のビビンバが登場。

程よく温められた真鍮の器に、

菜やキュウリの青、にんじんの赤、

寒天と卵の黄、大根やもやしの白、

椎茸やゼンマイ、海苔の黒。

特徴的なのが、ご飯がすでに赤く

味付けされています。

店員さん「お箸で混ぜてください

なるほど。白飯から混ぜ出すと

スプーンで具材もぐちゃぐちゃに。

和える感覚で混ぜる事ができる為、

具材が壊れるの防いでくれます

これは楽しいし美味しい、

吟味された具材が、混ざる事で

複合的な味が生まれています。

全州ビビンバ。期待の高さから、

少々のお値段、石焼きでない等、

がっかりする方も多いようです。

が、つまと私には期待以上。

本当に豊かなこの味わい

やはり本場はひと味違います


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2013/11/09

済州島オルム 風の丘でススキの草原と吹かれて




済州島に広がる小高い丘。

火山活動の影響によりできた

寄生火山を、済州の方言で

オルム」と呼ばれています。

その数、なんと368。

島に住む方々も、口をそろえて

その魅力を語ります。

済州を感じたければオルムへ」。

その中で、女王と呼ばれるオルム

タランシ膝元、高さ198m

小さな女王「アックンタランシ」。

済州方言:アックン=小さな

秋には、丘の上に群生するススキと

風が美しいとオルムでも屈指の丘。

シーズンベスト、これは見逃せない。

朝、親切なゲストハウスのオーナー

案内で、入り口から丘に登る事10分、

丘の上、目の前に広がる光景に絶句。

一面に広がるススキが群れをなして

ビュービュー風に吹かれています。

そして、たまに雲が切れ朝日に当たる

銀色に輝いてくれます。壮観。

風に吹かれるススキの草原の中を

歩いていると、私も自然の一部に

なったような感覚になります。

少しひらけた場所で、御座を広げて

談笑している島の方々が。

「あなた達、いい日に来たね。

こんなきれいな日は私達もはじめて」。

そう言って、ちょっと小ぶりな

済州みかんを手渡してくれます。

自然溢れるオルムで風、ススキ、

そして甘酸っぱいみかんをかじる、

済州を感じられずにいられません。

この日に来られて本当によかった。


動画もCHECK!
【Choi歩き旅】魅惑の丘オルムを歩く