Translate

2013/11/23

ソウルの母なる漢江 冬空に優しく夕陽が沈む




初雪の後、冬空のソウル。

空気も張りつめ澄んできました。

大都会ソウルのど真ん中を

二分するように流れる河、

漢江(ハンガン)。

全長約500キロ、幅は広い所で

800mにも及ぶ大河です。

河沿いには自然も息づき

歴史的にもソウルで暮らす人々

安らぎを与えてきた母なる河。

私は今まで河のそばで暮らす

経験がなかった事もあり、

歩いてこんなに大きく広大な河に

出られる事に感銘を受けました。

ソウルの季節の移り変わりを

感じられる一番の場所でも。

漢江と言えば、遊覧船や花火、

情緒的な夕陽が人気です。

その漢江にかかる西江大橋は

ドラマの撮影でも使われ

人気のロケーション。

冬空の張りつめた空気に

この橋から眺める夕陽が

私とつまは気に入っています。

河沿いには帰宅ラッシュの車道、

橋の1つ前には地下鉄2号線が

地上に出てゆっくりと走り、

国会議事堂も顔を出しています。

橋の下には、渡り鳥も飛来する

栗島の木々達が風にそよぐ。

みんな、沈んで行く夕陽の光に

優しく包まれて行きます。

全て、母なる漢江が生み出す光景。

また明日が来る。私にとって、

元気がもらえる特別な河です。