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2013/10/26

韓国中華の横綱対決? 黒のチャジャンと赤のチャンポン




韓国中華料理の中でも

伝来から独自に進化をとげ、


今や国民食となった2大麺料理、


チャジャンとチャンポン。


それぞれに魅力がある為、


街の中華料理店に入ると


どちらにしようか悩む人も


きっと多いはず。。


私は、断固チャジャン派。


初めて出会った時から虜に。


香ばしい炒めタマネギが入った


黒味噌ベースの濃厚な甘ダレと、


コシのある手打ち太麺を


しっかり混ぜ合わせ、


ズズッと豪快にすすります。


口周りが黒くなるのもお構いなし。


この満足感と安心感はやっぱり


チャジャンでしか味わえない。


つまは、チャンポン派。


たっぷり海鮮と野菜が入りますが、


日本のちゃんぽんとは違い


真っ赤なスープ。唐辛子も入り


辛味がかなり効いています。


通常でも辛いが、つまはさらに


辛めで注文しています。


ちゃんぽんの魅力は、この辛い


濃厚な海鮮スープにあるようです。


冬のさむい時期などに、

あつあつのチャンポンはまた格別。

しかしどちらにしようか悩ませる、

黒のチャジャンと赤のチャンポン。

そんな悩みがきっと多かったのか?

1つのどんぶりが真ん中で仕切られ、

一方に黒、そしてもう一方に赤と

両方楽しめるよくばりメニュー登場。

が、私は断固チャジャンで通します。

2013/10/18

春と秋の15日だけ!こだわり美術館で名画に触れる




芸術の秋。ソウル北部の

城北洞に年2回、春と秋

それぞれ15日だけ開く、

澗松美術館があります

数々の貴重な作品を所蔵する

小さな私立美術館で、

常設展はなし、展示は厳選した

所蔵品のみ、外部との貸借りなし、

こだわりを貫いているそうです。

私が好きな、金弘道(キムホンド)

作品も多く所蔵しているとあり、

この機会を逃してはならない。。

期間限定の公開。平日にも関わらず、

門から大通りまで長蛇の列が。

30分後、ようやく門を通過。

緑に囲まれひっそりと佇む、

2階建ての白い洋館が見えてくる。

入り口の脇には、白い孔雀の姿も。

まずは1階の展示室から。

小さな部屋を、作品が囲みます。

金弘道の作品が多く展示されており、

どれも初めて目にする作品ばかり。

風俗画で有名な画家ですが、

山水画、花鳥画も素晴らしい。

中でも見入ってしまったのは

「高僧騎虎」という作品。

荒々しい虎を手なずけるように

またがる僧。掛け合いが

生き生きとした筆遣いから

伝わってくるようです

広々とした2階の展示室。

主役は、申潤福(シンユンボク)

の風俗画。ずらり名画が勢揃い。

「端午風情」雙劍對舞」、、

その画風は群を抜いて繊細

かつ優美で艶やか。そして

描かれた場面や人物の心理まで

伝わってくるようです。

 外に出ると以前、長蛇の列。

美術館でも把握していない、

作品がまだまだ眠るそうです。

次はどんなお宝に出会えるのか。

また来年、春のお楽しみ。

2013/10/07

秋のソウル漢江に世界の花火が咲く



10月に入り秋深まるソウル。

市内や近郊の各地では、連日

イベント開催されお祭りムード。

その中で最大の規模を誇るのが、

ソウル世界花火大会。秋に花火?

ソウル中央を流れる漢江を舞台に、

世界各国の花火が楽しめます。

そして、今回はつまの計らいで

贅沢に船上からの鑑賞。夕方、

期待を胸に会場の漢江公園へ。

最寄りの地下鉄ヨイナル駅

着くなり予想通りの大混雑。。

地上へ出るにも一苦労です。

今日ご一緒するご夫婦との

待ち合わせ場所、船着き場を

ひたすら目指します。

広大な会場の漢江公園。一帯はもう

多くの家族やカップルがゴザを広げ、

輪を作り盛り上げっています。

18時、無事にご夫婦と落ち合い

早速遊覧船に乗船します。

肌寒いと予想していましたが、

風が心地よい絶好のコンディション。

打ち上げは63ビルの前。大橋の

手前で停泊し開始の時を待ちます。

大橋の上にも凄い人の数。

19時半、カウントダウンが始まり

2013年の花火大会がスタート。

今年はカナダ、フランス、韓国、

そして日本も参加しています。

まずはカナダの花火。

美しい花火がドラマチックに

秋の夜空に鮮やかに映えます。

続いて、日本が登場。

スタートから多彩な演出と

技が光る花火の連続。素晴らしい。

そして、高く高くどこまで上がる?

ドーンと大輪の花が咲きます。

会場の心を一気に掴んでしまう。

さらに、フランスの作品。

優雅でどこか気品を感じる。美しい。

メリハリがとっても効いています。

トリは、もちろん韓国。

ダイナミックで、もの凄い数の

花火が打ち上がって行きます。

音も凄いが火薬の量も凄まじい。

フィナーレでは、大きな感動を呼ぶ

素晴らしい花火のオンパレード。

大迫力。終ってみれば計11万余発。

あっという間の1時間半。

世界の舞台で日本の花火が見れた。

そしてどこか誇らしげな自分。。?

なんとも不思議な余韻が残る中、

花火恒例、しんどい帰路に着きます。

また来年。