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2013/10/18

春と秋の15日だけ!こだわり美術館で名画に触れる




芸術の秋。ソウル北部の

城北洞に年2回、春と秋

それぞれ15日だけ開く、

澗松美術館があります

数々の貴重な作品を所蔵する

小さな私立美術館で、

常設展はなし、展示は厳選した

所蔵品のみ、外部との貸借りなし、

こだわりを貫いているそうです。

私が好きな、金弘道(キムホンド)

作品も多く所蔵しているとあり、

この機会を逃してはならない。。

期間限定の公開。平日にも関わらず、

門から大通りまで長蛇の列が。

30分後、ようやく門を通過。

緑に囲まれひっそりと佇む、

2階建ての白い洋館が見えてくる。

入り口の脇には、白い孔雀の姿も。

まずは1階の展示室から。

小さな部屋を、作品が囲みます。

金弘道の作品が多く展示されており、

どれも初めて目にする作品ばかり。

風俗画で有名な画家ですが、

山水画、花鳥画も素晴らしい。

中でも見入ってしまったのは

「高僧騎虎」という作品。

荒々しい虎を手なずけるように

またがる僧。掛け合いが

生き生きとした筆遣いから

伝わってくるようです

広々とした2階の展示室。

主役は、申潤福(シンユンボク)

の風俗画。ずらり名画が勢揃い。

「端午風情」雙劍對舞」、、

その画風は群を抜いて繊細

かつ優美で艶やか。そして

描かれた場面や人物の心理まで

伝わってくるようです。

 外に出ると以前、長蛇の列。

美術館でも把握していない、

作品がまだまだ眠るそうです。

次はどんなお宝に出会えるのか。

また来年、春のお楽しみ。