済州島の東、城山港から
フェリーにゆられて15分程。
牛が横たわっているような
島の形から、牛島(ウド)と
呼ばれる離島が見えてきます。
一周17キロ程の小さな島で、
済州の文化や自然が色濃く残る。
海女の島とも呼ばれ、
女性が海と生きる勇姿が島内
あちらこちらで垣間みれます。
訪問の際は、荒れ模様の日が
多かったが、今日の空は
雲ひとつないスカイブルー。
コバルトブルーの海と白い砂浜。
風よけの石垣に青々とした作物。
そして春にはここにもう一色、
菜の花の鮮やかな黄色が加わります。
まるでパッチワークのような、
美しいコントラストの風景。
牛島が一番輝く季節かも知れません。
鳥がさえずり蝶が舞う長閑な中、
歩いていると時を忘れてしまう。
と浸っていると勇ましいバイク音が。。
容易に島一周ができる事もあり、
レンタルバイクが観光客に人気。
韓国の本土から出店する人も増え、
牛島の風景が変わり始めています。
時の流れはあるが、この長閑で
美しい島の魅力はいつまでも
守ってほしいそう願うばかりです。