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2013/07/31

席を守って!韓国で味わうお熱い花火大会




韓国3大国際花火大会の1つが

工業都市ポハンで10日間に亘り開催。

つまの仕事に同行し、ソウルから

国内線で向かいます。夏の陽気のポハン。

花火ムードが高まります。

会場は、海を挟んで煙をモンモンと出す

製鉄工場を背景にした海水浴場一帯。

午後4時前。続々と人が集まります

舞台の中央ではパフォーマンスが

次々と行われ、会場はお祭りモード。

つまの会社のツアーは、外国人専用

エリアの最前席をすでに確保済み。

私の役割は、当日の動画撮影。

夜9時。いよいよ花火の幕開けです。

今日はカナダ、フランス、中国が参加。

私は、会場が見渡せる後方中央に

スタンバイ。まずはカナダの作品。

赤を貴重に、ダイナミックな演出。

花火の音がダイレクトに響く。

人々の熱気も高まり、いつの間にか

私の周辺もギュウギュウ状態に。

熱くなった韓国の人達の当たりは

本当に強く遠慮していると簡単に

弾き出されます。踏ん張りどころ。

続いて、フランスの作品。

ストーリー性が強く、世界観に

引き込まれる。クライマックスは

大きな感動が待っています。

この頃、外国人専用エリアが

一般の人にも解放されたようで、

多くの人が流れ込み、指定席との

区別が付かなくなりつつある所を、

つまが必死に守っていたようです。

熱くなった韓国の人達は凄まじい。。

最後に、中国の作品。終始ど派手。

スピーディーに大量の花火が上がり

会場を一気に引き込んで行きます。

夜11時終了。合計85000発。

お腹一杯です。各国の個性が

感じられるのも国際大会ならでは。

そして。。韓国の人達の熱さも

あらためて肌で感じました。

余韻を胸に帰路へ。異国でも、

花火の後の帰りはやっぱり大変。。

2013/07/22

音も楽しむ 雨の日はマッコリとチジミで




まだまだ梅雨のソウル。

週末も朝から雨が降り続き、

時折、激しく窓を叩きます。

外へ買い出しに行くのも

面倒なので、何かあり合わせで。

韓国には、雨の日はチジミと

マッコリという習慣があります。

色々と説があるそうですが、

ー 雨音がチジミを焼く音を連想

ー 雨で農作業が出来ず時間潰しに

ー 肌寒いので体を温める為に etc

ここは郷に従ってチジミでしょう。

チジミのいい所は、残り野菜で

簡単にできてしかもおいしい

冷蔵庫をのぞくと、ズッキーニ、

ニラ、エリンギ、充分な食材。

野菜をカットして食材ごとに

小麦粉をつけ、卵にくぐらせて

次々と熱したフライパンへ。

ゴマ油の香ばしい香りが立ち込め

つまの焼くチジミの音が

パチッパチッと部屋中に響き渡る。

雨音もパチッパチッと窓をたたく。

なんだか賑やかになってきました。

熱々のチジミをハフハフ。

サッパリとマッコリをゴクッ。

なんと相性がいいのだろう。

パチッパチッ ハフハフ ゴクッ。

こんな賑やかな音も楽しめる

韓国流、雨の日の過ごし方。

梅雨明けは待ち遠しいが、これからも

雨の日はマッコリとチジミで決まり。

2013/07/08

アクシデント発生! ソウルで人生初のモデル体験




飲食店などの制服デザインを手がける

青年Hさんにイメージぴったり」

道で呼び止められた事がきっかけで、

まさかこの年でモデルをするとは。。

撮影当日、大学路にある事務所で

一緒に撮影するモデルの方と顔合わせ。

二人とも留学生でモデルも初めて

ハワイ出身のBさんは日本語も堪能。

ハンサムで九頭身はある? モデル体型

アメリカ出身のKさんは流暢な韓国語。

笑顔がチャーミングで純朴な女の子。

撮影現場は、新堂の家具屋が密集する

エリア内にあるインテリア家具店内。

店内は味のある家具が並びいい雰囲気。

すでに店内には、20代半ばくらいの華奢で

可愛らしい女性カメラマンとその彼氏が

今回は、日本向けのカタログ用の撮影。

シンプルでナチュラルトーンの制服の

デザインに合わせ「自然な表情と仕草で

簡単な打ち合わせをすませ撮影開始

スタイリストはHさん。衣装も多彩です。

撮影に関しては、全てカメラマンまかせ

おっこのご時世でフィルムカメラを使うのか

照明もそのまま、窓からの自然光と店内照明

その場の感覚で、次々と立ち位置やポーズを

指示してきます。韓国語がまだまだの私と

Bさんには、つまが日本語で通訳し伝達。

徐々に現場が和み雰囲気が良くなってきた

その時でした。。大きな机を動かそうと、

Hさんとカメラマン。なんと足なしの机で

二脚の椅子に分厚い板を載せてあるだけの物。

引いた事で椅子が抜け、分厚い板が滑り落ち

カメラマン右足に直撃してしまいます。

そのまま彼女は彼氏に背負われ病院へ直行。

思わぬ事態に撮影も中止となりました。

再撮の連絡があったのは、なんとニ日後。

カメラマンは、骨にひびが入ったようで

右足にギブスの状態で撮影に臨みます。

再撮当日は、Kさんが帰国しまった為

Bさんと私の二人で残りのカットを撮影。

彼氏の支えと松葉杖で難無くシャッターを

切っていきます。現場もスムーズに流れ

最終カットまで無事終了。皆と握手をした

時には何とも言えない思いとなりました。

異国で異国の人達が集まり一つの物作り。

貴重な体験をする事ができ心も豊かです。

はたしてどんなカタログになるのか。