Translate

2014/02/27

惚れ惚れ。安東マンモスベーカリー「クリームチーズパン」




ソウルからバスで3時間。

はるばるやって来たのは、

伝統の仮面劇や世界遺産の

河回村(ハフェマウル)

人気の地方都市、安東。

タイムスリップしたような

気分を味わえる河回村は、

いつ訪れても優しく迎えて

くれます。伝承されてきた

仮面劇にはいつも感動。

そして今回のお楽しみが、

ミシュランガイド韓国版

(グリーンガイド)に紹介され、

さらに人気のパン屋さん

「マンモスベーカリー」の訪問。

全国展開はせず安東にこだわり

手作りパンを作り続ける老舗。

正直、これまで韓国のパンが

美味しいと感じた事がない私

果たして。。期待が高まります。

レンガ造りのお洒落な外観。

扉を開けると、いい香りが。

個性的なパンがズラリと並び、

奥にカフェコーナーもあります。

厨房では若い職人さん達が、

パン作りに精を出しています。

すると、ちょいイケメン?が

焼きあがった白く丸いパンを

運んできました。これは一体?

あんまん程の大きさで、上に

緑の小さな物がかかっています。

2番人気のクリームチーズパン。

上の物は、バジルのようです。

並んでいるパンが茶色系なので、

特にこの白いバンが目に入る。

2番人気なのにこのオーラ。

魅かれるまま迷わず購入します。

帰りの車内で、つまがつぶやく

「これは赤ワインとかな」。

もう二人の頭の中は、赤ワイン

にクリームチーズパン

もっちもっちの生地、中には

レアチーズケーキのような

酸味の効いたクリームチーズ。

バジルのアクセントも程よい。

赤ワインが合って当然です。

韓国の安東で、こんな旨い

パンに出会えるとは。。

惚れてしまいました。

これで安東へ行く楽しみが

また1つ増えてしまいました。


▶ ソウル発着!安東河回村スペシャルモニターツアー

2014/02/17

年一番の満月テボルム 固い実を噛む「プロム」で悪鬼払い




2月14日、韓国もバレンタイン。

前日から店頭に、チョコレートが

賑やかにディスプレイされます。

同時に、旧正月を終えはじめての

大満月の日「テボルム」小正月です。

五穀(粳、豆、小豆、餅米、粟)

多彩なナムル用の野菜固い木の実

(胡桃、落花生、栗など)も一緒に

どっさり並んでいます。

テボルムは韓国の伝統的な風習で、

五穀を炊いたご飯やナムル、そして

固い木の実を噛むプロム」など

一年の無事を祈願します。

食材にそれぞれ意味がありますが、

興味深いのが「プロム」です。

固い木の実を噛む「ガリッガリ

が嫌で悪鬼が逃げて行ってしまう。

そして、実がデキモノにもている

事から取り除く意味もあります。

当日、本来は朝に行うそうですが、

市場で手に入れた胡桃を早速

つまに噛んでもらいます。

殻の上からコリッコリ」。

私もガリッガリガリッ?」。

胡桃の堅さは理解していましたが

確かにいい音がします。

本当に悪鬼払いになったのか?

ガリッガリガリッ?

うん、これでいいんでしょう。

その後、胡桃割に奮闘する二人。

今年一年、皆様も健康な日々が

送れますように。

2014/02/08

活気に吸い込まれて ソウル最大の鷺梁津水産市場




旧正月が明けたソウル。

閑散としていた街にも

賑わいが戻って来ました。

まだまだ厳しい寒さの

漢江沿いをつまと散歩。

63ビルの裏手に大きな

時計が見えて来ました。

鷺梁津水産市場は、

ソウルで最大級の魚市場。

歴史も古く、国内外から

多くの海産物が集まる台所。

活気に吸い込まれるように中へ。

整然とどこまでも続く

卸売り、小売りのお店

威勢の良い掛け声が響き、

市場特有の香りがプンプン。

それぞれの店先には、

綺麗に陳列されたピカピカの

魚介類が並びます。

韓国の人達が好むヒラメが

生簀にびっしりと、巨大な

エイが横たわっていたり、

カニがどっさり山積み、

こっちには長い立派なタコ

初めて目にする物もあり、

周りはもうサカナサカナ

つまは、小売店の前で

おじさんと何やら交渉中。

この市場の魅力は、選んだ

魚介をその場で捌いてもらい、

地下の食堂で食べられる所。

おじさんのススメでブリを

捌いてもらい、鍋用にアラも

渡されて早速食堂へ。。

おじさん「ちょっと待った

岩ガキ、海老、お寿司まで

サービス!サービス!

おじさん本当にありがとう。

活きのいいブリは、コリコリ

歯ごたえ良くたまりません。

サービスとは思えない、

立派な岩ガキをつるっと。

最後にアラを鍋にしてもらい

もう満腹、大満足です。

市場は、その国らしさが

感じられる一番の場所。

すっかりここ鷺梁津で

韓国のエネルギーを肌で感じ、

魅了される二人でした。