私が、済州島の虜になるきっかけと
なったのが「済州オルレ」です。
オルレとは済州島の方言で、
通りから家に通じる狭い小道の事。
済州島の美しい自然を、
ぐるっと１周歩きながら体感できる
全２６のウォーキングコースです。
青い海と白い砂浜の道、菜の花の道、
石垣の道、みかん畑の道など、
各ルートには個性があり、四季により
また違った風景になるのも魅力的です。
そして、ルート中には食堂も点在し、
済州島ならではの島料理が味わえる
醍醐味もあります。
１ルート平均１５キロ。４〜５時間。
難易度も設定されています。
歩き方は実にシンプルです。
始点または終点から、リボンと矢印、
子馬のシンボルを目印に歩きます。
こんな所に！木に結ばれたリボンや
矢印を探すのも探検気分で楽しい。
たまに迷子になる事もありました。。
さらに、オルレパスポートを購入し
各ルートの始点、中間点、終点にある
スタンプを集めて行くと、
充実した達成感を味わう事ができます。
歩き始めて２年。私のパスポートには、
２５ルートのスタンプが集まりました。
残すは、済州島の隣島チュジャドルート。
ここまで来ると思いもひとしお。
噂では、日本人の完歩者はまだ一人。
二人目を目指して（笑）チュジャドへ
渡りたいと思います。
済州オルレ公式ホームページ
ソウルからKTXで約1時間40分。
つまの視察に同行し、韓国第三の都市
大邱へ初めての訪問です。
今回ご協力いただいたのが、
大邱市の観光課にお勤めの丸山さま。
在住の日本人に会うのも初めての事。
まずその流暢なハングルに驚き、
そして、大邱に対する姿勢には
深い愛情を感じてしまいました。
早速、大邱中心地の見所を街歩き。
区画整理が行き届いているのか、
ソウルに比べ街並が綺麗な印象です。
まず、世界初のベルベット専門ギャラリー、
豊富な繊維関連が揃う西門市場へ。
大邱がファッション、繊維の街
として有名な事がよく分かります。
そして、西洋文化が色濃く残ります。
キリスト教発祥地の東山一帯には、
美しい教会をはじめ韓洋折衷の
宣教師住宅が残りまた違った雰囲気。
大邱は様々な表情を見せてくれます。
おっ、韓方の香りが漂って来ました。
最後に訪れるのは、国内最大規模で
３５０年以上の歴史ある大邱薬令市場。
全長約８００mの通り沿いに、
韓方関係のお店がずらりと並びます。
起源には諸説色々あるそうですが、
山に囲まれた盆地という地形から
優れた薬材が自生し交通にも適した
「地理的利点による自然発生説」が
最もしっくりきました。
当然、料理にもその歴史が息づく。
薬令市場にある薬膳専門店で、
その味わいに触れます。
韓方を使った「韓方参鶏湯」。
まず、韓方の香りが大好きな私は、
その独特の香りに魅了されます。
そして、様々な韓方が凝縮し
鶏の旨味が生きたこの極上スープ。
身体の内側から癒されるようです。
さらに、こちらのお店では
贅沢にアワビが乗り、
砕かれた松の実もいいアクセント。
ご当地ならではの参鶏湯です。
まだまだ底知れぬ魅力がありそうな
大邱。こういう出会いがあるから、
ご当地への旅はやめられません。。
丸山さま、ご協力いただき
本当にありがとうございました。
こちらも是非チェックしてみてください。
クラブツーリズムの旅
大邱で韓方参鶏湯を食し天灯上げ体験ツアー
