済州島オルム 風の丘でススキの草原と吹かれて
済州島に広がる小高い丘。
火山活動の影響によりできた
寄生火山を、済州の方言で
「オルム」と呼ばれています。
その数、なんと368。
島に住む方々も、口をそろえて
その魅力を語ります。
「済州を感じたければオルムへ」。
その中で、女王と呼ばれるオルム
「タランシ」の膝元、高さ198m
の小さな女王「アックンタランシ」。
(済州方言:アックン=小さな)
秋には、丘の上に群生するススキと
風が美しいとオルムでも屈指の丘。
シーズンベスト、これは見逃せない。
朝、親切なゲストハウスのオーナーの
案内で、入り口から丘に登る事10分、
丘の上、目の前に広がる光景に絶句。
一面に広がるススキが群れをなして
ビュービュー風に吹かれています。
そして、たまに雲が切れ朝日に当たる
と銀色に輝いてくれます。壮観。
風に吹かれるススキの草原の中を
歩いていると、私も自然の一部に
なったような感覚になります。
少しひらけた場所で、御座を広げて
談笑している島の方々が。
「あなた達、いい日に来たね。
こんなきれいな日は私達もはじめて」。
そう言って、ちょっと小ぶりな
済州みかんを手渡してくれます。
自然溢れるオルムで風、ススキ、
そして甘酸っぱいみかんをかじる、
済州を感じられずにいられません。
この日に来られて本当によかった。
動画もCHECK!
【Choi歩き旅】魅惑の丘オルムを歩く