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2013/11/09

済州島オルム 風の丘でススキの草原と吹かれて




済州島に広がる小高い丘。

火山活動の影響によりできた

寄生火山を、済州の方言で

オルム」と呼ばれています。

その数、なんと368。

島に住む方々も、口をそろえて

その魅力を語ります。

済州を感じたければオルムへ」。

その中で、女王と呼ばれるオルム

タランシ膝元、高さ198m

小さな女王「アックンタランシ」。

済州方言:アックン=小さな

秋には、丘の上に群生するススキと

風が美しいとオルムでも屈指の丘。

シーズンベスト、これは見逃せない。

朝、親切なゲストハウスのオーナー

案内で、入り口から丘に登る事10分、

丘の上、目の前に広がる光景に絶句。

一面に広がるススキが群れをなして

ビュービュー風に吹かれています。

そして、たまに雲が切れ朝日に当たる

銀色に輝いてくれます。壮観。

風に吹かれるススキの草原の中を

歩いていると、私も自然の一部に

なったような感覚になります。

少しひらけた場所で、御座を広げて

談笑している島の方々が。

「あなた達、いい日に来たね。

こんなきれいな日は私達もはじめて」。

そう言って、ちょっと小ぶりな

済州みかんを手渡してくれます。

自然溢れるオルムで風、ススキ、

そして甘酸っぱいみかんをかじる、

済州を感じられずにいられません。

この日に来られて本当によかった。


動画もCHECK!
【Choi歩き旅】魅惑の丘オルムを歩く