ソウルからバスにゆられて3時間半。
粉雪が舞う曇り空の中、江原道の洛山寺にやってきました。
海岸沿いの山に広がる寺院で、松の木、海風の音、
そして冬の静寂に響き渡る鐘の音に心も落ちつきます。
そばに海水浴場があるので、夏はかなり賑わっている様子。
冬に訪れてよかった。
この寺院の中に「夢を叶える道」があります。
土の道に石の階段がゆっくりと丘へ向かって続き
丘の上には、大きな観音像がのぞいています。
この道には一切雪がありません。きれいにされている。
歩きはじめたその時、雲が切れ日の光が差してきました。
粉雪が海風に舞い、その光に反射してキラキラ流れていきます。
夢が叶えるのか。。これは本当か? と思わせる
不思議で凛とした光景。
もう雲が広がってくる。
いつかまた歩いてみたい道。そしてこの光景の中を。
でもやっぱり季節は冬がいい。