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2014/01/10

W字飛行?ソウル都心の島「パムソム」に渡り鳥がやってきた




寒さが本格化する年明けのソウル。

「毎年この時期になると、

 渡り鳥が飛来する小島がある」

果たしてこんな寒い都心に、

本当にやってくるのだろうか。。

国会議事堂があるヨイドの目の前、

漢江の真ん中にぽっかりと浮かぶ

小さな島「パムソム(栗島)」。

一度、開発の為に爆破されますが

時が流れて漢江の堆積物が集まり、

ふたたび蘇ったそうです。

現在は、保全地域にも指定され

様々な生物が生息する憩いの島。

午後3時。つまと島を二分する

ように架かる西江大橋の中腹へ。

一体どの方向からくるのかな?

目の良いつまが叫びます。

「いっぱい向かってくるよ!」

指差す方向を見ると、河幅

いっぱいに広がる一筋の無数の

点がこっちへ向かってきます

漢江の河幅は、800m位は

あるだろうから相当な長さ。

真上を通過する時にはW字。

二つの群れが合体したのか、

うわぁ凄いスケール感です。

そして、島の上空で散開し上陸。

あれ、群れからはぐれたのかな?

遅れた数羽が、必死に追飛

長い長い旅。一体どんな

旅路だったのだろうか。。

ロマンを感じてなりません。

シベリアやモンゴルなど

北方の極寒地域から、毎年

冬を越す為に何千キロかけて

渡ってくるそうです。

本当におつかれさまでした。

ゆっくり羽を伸ばしてくださいね。