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2014/01/20

飛び上がるような美味さ!韓国 冬の味「センテグタン」




夜の寒さがいっそう

身にしみる1月のソウル。

この時期に欲しくなるのは

やっぱりあたたかい鍋料理。

多彩な韓国の料理の中で、

冬が旬の真鱈を使った

センテグタン(タラ

まさに韓国冬の味の代表格。

ソウルでテグタンと言えば

専門店が集まる三角地ですが、

今夜は、釣り好き店主が営む

こだわりのお店が弘大ある

という事でそちらへ。

すでに店内は、冬の味を求め

多くの人達で賑わっています。

天井に沢山の釣り竿が飾られ、

壁には釣り人の写真が一杯。

店主が自ら釣ってきたタラも

料理に使うこだわりよう

期待が高まります。

鍋が、グツグツ音を立てて登場。

湯気の中、唐辛子の赤いスープに

プリプリの白身がのぞき、

緑鮮やかなネギが上にどっさり。

活きのいいタラが、今にも鍋から

跳ねて飛び出して来そうです。

食べ頃を店主にアドバイスされ、

早速いただきます。

タラのだしが存分に活かされ

臭みのない優しい辛味スープ、

豪快に厚切りの白身はふっくら、

甘味が口いっぱいに広がる。

プリプリの白子、濃厚な肝は

トロリといけます。

そして本当に暖まる。こんな

旨いテグタンは初めてです。

まさに、飛び上がるような美味さ。

ごちそうさまでした。

冬の味「センテグタン」に

腹も心もタラふくです。