Translate

2013/06/05

海味におぼれて 済州島 生ウニと生ワカメ




海の恵み、そして海女文化が残る済州島。

6月、ムラサキウニが旬を迎えます。

この時期が来るのが本当に待ち遠しかった。

済州島でウニを使った料理には、

有名な郷土料理「ウニワカメスープ

ウニカルクッス、海鮮鍋などがあります。

どれも美味しいんですが、煮る事で

ウニがバラけてしまうのが少し残念。

では、旬のこの時期は豪快に」で

いただきましょう!と言う事で。。

済州空港からもほど近い港にある

海鮮食堂その名も「海女の家」へ。

今朝獲れたウニがあるそうでよかったぁ。。

まず運ばれてきたのが「生ワカメ」。

きれいな深い緑色、艶があり鮮度がいい。

プリッとした歯ごたえがたまりません。

続いて平皿にたっぷり盛られた生ウニが。

きれいな深い黄色。磯の香りがしてきます。

では早速スプーンで豪快に。。んっ

つま「生ウニは生ワカメに包んで食べるのよ

以前、島民の方から教わった島ならではの

食べ方だそうで、これは初めての体験。

たっぷりのワカメにスプーンで

どっさりウニを包みガブリっ。

ウニとワカメが一緒になることで

甘味がいっぱいに広がり、口の中が濃厚な

海の味で満たされて行きます。ウマッ!

海女文化が生んだ島ならではの食べ方。

シンプルに素材を生かし美味しく食べ、

そして体にもいい。長寿の島ならでは。

帰りの機内でも、口の中はまだ海味。

完全にあの味におぼれたようです。