海の恵み、そして海女文化が残る済州島。
6月、ムラサキウニが旬を迎えます。
この時期が来るのが本当に待ち遠しかった。
済州島でウニを使った料理には、
有名な郷土料理「ウニワカメスープ」や
ウニカルクッス、海鮮鍋などがあります。
どれも美味しいんですが、煮る事で
ウニがバラけてしまうのが少し残念。
では、旬のこの時期は豪快に「生」で
いただきましょう!と言う事で。。
済州空港からもほど近い港にある
海鮮食堂その名も「海女の家」へ。
今朝獲れたウニがあるそうでよかったぁ。。
まず運ばれてきたのが「生ワカメ」。
きれいな深い緑色、艶があり鮮度がいい。
プリッとした歯ごたえがたまりません。
続いて平皿にたっぷり盛られた生ウニが。
きれいな深い黄色。磯の香りがしてきます。
では早速スプーンで豪快に。。んっ
つま「生ウニは生ワカメに包んで食べるのよ」
以前、島民の方から教わった島ならではの
食べ方だそうで、これは初めての体験。
たっぷりのワカメにスプーンで
どっさりウニを包みガブリっ。
ウニとワカメが一緒になることで
甘味がいっぱいに広がり、口の中が濃厚な
海の味で満たされて行きます。ウマッ!
海女文化が生んだ島ならではの食べ方。
シンプルに素材を生かし美味しく食べ、
そして体にもいい。長寿の島ならでは。
帰りの機内でも、口の中はまだ海味。
完全にあの味におぼれたようです。