Translate

2013/05/07

鮨の達人が済州島の庭で魅せる




済州島 新羅ホテルの美しい庭で

ミシュラン星に輝く鮨の名店

達人が済州島の旬を握る。

異国の最高の舞台に達人を招く

なんとも贅沢なつまの企画イベント

私の役目は当日のビデオ撮影。

雲ひとつない青空、目の前に広がる海、

美しい芝生に白いパラソルが咲き、

松の木の下には暖簾がかかります。

そして、ホテルのシュフによる

済州郷土料理が庭を囲むように並ぶ。

白衣姿の達人がスタンバイ。

俳優かと思うようなキリとした顔立ち、

ガッチリとした立派な体型。

白衣と景観のコントラストが凛々しい。

舞台は整いました。日本からお客さんが

到着しガーデンパーティが始まります。

達人が魅せます。丁寧に仕込みされた

済州島のネタ、野外で乾かないよう

細やかな配慮がされています。

キリッとした表情でペースは常に一定、

やさしく包み込むように握られて行きます。

ホテルの韓国人シェフとも実に息が合っています。

お客さん「この握りはここでしか食べられない」

鳥のさえずり、波の音、異国で味わう至福の時に

笑い声が響き会場全体の音が心地よい。

終始つまは会場全体に目を配り

無事最高のイベントとなりました。

後日、達人とご一緒する機会がありました。

済州島の魚介は良いそうです。どこの魚介でも

旬を見極め時期が過ぎた物は潔く使わない。

そして仕込み等、基本的な技量が大切

全てはおいしく食べてもらう為に。

韓国料理が大好きとおっしゃる通り本当に詳しい。

そして本当においしくおいしく召し上がります。

初めて出会う料理や食材にも、もっとおいしく

食べられるのではと好奇心とアイデアで溢れています。

おいしい物を作る達人は、

おいしく食べる達人でもあるんですね。