9月も末の韓国ソウル。
随分、秋めいてきました。
実りの秋。ソウル市内の市場にも、
旬をむかえた食材がずら〜り。
さて、今晩は何にするか。。
魚屋での主役は、ひときわ
キラキラと光り輝く「チョノ」!
サンマではなく、コハダ(コノシロ)。
「家を出た嫁がチョノを焼く匂いで戻る」
と言われるほど、脂がのったチョノを
塩焼きで食すのが韓国の秋の醍醐味。
もちろんお刺身でも。
旬が10月までと短いようなので、
ここは郷に従い、今晩は塩焼きにします。
これまで、コハダと言えば酢じめ。。
日本では「コノシロ(城)を焼く」と
縁起が悪いようで、確かに見かけない。
塩水で丁寧に洗い、皮に切れ目を入れ、
塩を降りしばらく後、焼きに入ります。
フライパンでじっくりじっくり。
おおっいい匂いがしてきました。
匂いに誘われて? つまが仕事から戻り、
香ばしい匂いが室内に立ち込めます。
では早速、焼き上がりを。。
想像以上にふっくらとした身、
そして脂がたっぷりとのっています。
小骨も気にせずムシャムシャ、旨い!
これは確かに秋の醍醐味。
こうなるとお刺身でも食してみたい。。
旬は短い、これは急がなくては。